歯を失ったまま放置してませんか?
投稿日:2025年3月13日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは!3月になりましたが寒い日も時々あったり、寒暖差で体調崩さないようにしてください。花粉もひどいので対策しっかりとしてお過ごしください。 今回は、歯周病やむし歯で歯を失ったときみなさんどうしていますか?歯を失って特に目立つ前歯は治療する方が多いのに対して、目立たない奥歯はそのままでも問題がないと思ってそのまま放置して治療を先延ばしにしている方が多いのではないでしょうか。 部分入れ歯は、見た目や慣れるまで時間がかかりそうだし…ブリッジは両隣の歯を削る必要があるし…インプラントは費用が高いし…など悩むことが多いと思います。ただそのまま長い期間歯がない状態が続くと空いたスペースにまわりの歯が動いてきてしまいます。 様々な力が加わり歯が動いてしまう 歯は単体で今の位置にあるわけではありません。唇、頬、舌など粘膜の力、隣り合う歯や噛み合う歯からの力、噛んだときの力、体の姿勢やお口の癖など外部からのたくさんの力がバランスよくとれるような歯の並びになっています。この力のバランスが崩れてしまうと、歯が動き歯並びも乱れていきます。 例えば、下の奥歯がなくなったとすると隣り合う歯は空いたスペースにたおれこんできます。また噛み合う歯がなくなった上の歯は下の空いたスペースに出てきてしまいます。 これらは歯を失ってからすぐ起こるのではなく、数ヶ月から数年と長い時間の間に起こります。 それからいざ、入れ歯やブリッジ、インプラントをしようとしても空いたスペースに倒れてきた、飛び出てきた歯によって治療の妨げになります。それを改善するには矯正治療などで歯の傾きを変えてあげるなどさらに治療が必要になってきます。つまり、歯を失ったまま放置すると治療の回数や治療内容も増えてしまうと言うことなのです。 歯並びや体全体への悪影響もでる 空いたスペースに歯が動いてしまったり、歯がない方で噛まなくなってしまい咀嚼の仕方が変わると歯にかかる力のバランスも変わります。バランスが変わることで、歯並び全体に影響してきたり、歯の破折や顎関節症のリスクが高くなります。また、歯周病がある歯は歯を支えている骨が吸収されているためそのような歯に過度な力が加わると歯周病を進行させてしまうためバランスよく噛むことが重要になります。 また、歯がなくなったところではうまく噛むことができないためよく噛まなくても飲み込めるような柔らかい食べ物ばかり食べるようになることも問題だと思います。柔らかい食べ物は炭水化物や砂糖が多く含まれていることが多いためそういった食べ物ばかり摂取する食生活になれば、メタボや糖尿病など生活習慣病になりやすくなります。さらに歯を失った場所は歯ブラシが入りにくいことが多いため汚れもたまりやすくセルフケアも難しくなることもあります。 これらのことを予防するために、歯を失ったところは放置せず歯医者で相談することをおすすめいたします。患者さまに合わせた治療方法をご提案させていただきます! さいたま市 中央区 鈴谷 入れ歯、補綴、インプラント ぜひ伊藤歯科医院にお越し下さい。
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